最新のトラックバック
【感想紹介】Populo..
from 川瀬浩介 blog 生きる。
[1日目] 2006/0..
from 俺の旅ログ
杉本博司 時間の終わり展
from PUYAN'S BLOG ~..
"街"あるいは"都市"の..
from 〜Double Rainbow〜
和辻・オギュスタンベルク..
from 日々これケセラセラ
リンク
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
0 3 5 4  時間の終わり 
杉本博司 : 時間の終わり 展へ。

世界中の水平線を切取った《海景》シリーズは、池田亮司によるサウンドインスタレーションとあいまって、期待していた以上に示唆に富む作品だった。展示空間全体に響き渡る、聞こえているのかもしれないし聞こえていないのかもしれないようなパルスサウンドが、目の前の水平線の「緊張」を代弁し、またそれを意識の中に維持させる。その緊張は不意にぷっつりときれてしまうような危うさの中にあるものだが、同時にまた不動な概念としてそこにありつづけている。そして、ときどきその不動さを疑いたくなるような不思議な感覚に襲われるとき、時間というものの意味が静かに流れ込んでくる。また、映画一本分の長時間露光による《劇場》シリーズも面白かった。時間は軌跡を残して通過し、その後に残された空間は、無限の先まで続く「時間の終わり」を静かに生き続けている。だが時間が既に終わっている以上、そこでは「無限の先」や「生きる」といった概念も、もはや無効なのかもしれない。そういえばこんな映画を、前にどこかで見たような気もする。

関連記事 : 0 3 5 2  dataplex
[PR]
by frdmoptn | 2005-12-30 12:20
このページの一番上へ

Copyright © OSADA,Tatsuro. All Rights Reserved. Top