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0 5 6 9  卒計展ギャラリートーク 
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新宿パークタワーOZONE、芸術学校卒計展へ。

18時から鈴木了二×赤坂喜顕のギャラリートーク。直前になると混んでくるので、16時すぎに会場へ。我ながら少し早すぎたけれど、すいているうちにじっくり一通りの展示を眺めておく。途中、僕らのOBでザハ事務所出身の早野洋介氏を紹介していただき、ご挨拶。新学期から週一で僕らの設計を見てくれることになっている。

18時を少し過ぎて、学生を中心に100人くらい集まったところでギャラリートークがスタート。オーセンティックな建築批評を加えていく赤坂先生と、独特の視角でピンポイントに切り込んでいく了二先生の批評は、いつもながらなんとも絶妙な両輪だ。

個人的には、切妻のコンテクストを再解釈した案、それに実質上の芸術学校「4年」にあたる、ADRS(建築計画研究科)のミュラー邸研究などが興味深かった。ギャラリートーク終了後、気になった作品をもういちど見てまわる。先生方にいくつかアドバイスと来年への激励の言葉をいただき、20時半すぎに会場を出る。

外へ出ると雪が強くなっている。巨大な高層ビルの谷間にうまれる複雑なビル風のせいか、雪はやけに異様な軌跡をえがいて舞い上がる。札幌でもなかなかみなかった光景。

事務所の方は、今日から月曜までの3日間お休みで、連休明け火曜から再開。久々にゆっくりできるのでいくつか本でも読みたいが、引越にそなえてそろそろ部屋の荷物なんかをまとめはじめなければいけない。
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# by frdmoptn | 2008-02-09 22:55
0 5 6 8  feb.6 
今日も朝から事務所へ。

場所は九段なのだけれど、九段下の駅から地上へでて、靖国神社方面へ九段坂をのぼっていきながら左手にみえる、皇居のお堀「牛ヶ淵」と北の丸公園入口の「田安門」、それに帝冠様式の「九段会館」、この三者の間の図式は、なかなかおもしろい。

なんというか、奥行き加減といい高低差の具合といい、いろいろなところに焦点の強度があって、いっこうにひとつのまとまりに集約されない。収斂していくパースもあれば逆パースがかかって発散していく世界もある。ただその全体を、絶対水平のお堀の水面から一気に立ち上がる、厖大な質量性をもった土手の「そり」が無言で調停している。

しかも、僕らはそれを、緩勾配とも急勾配ともつかない、いらだたしいくらいの絶妙な勾配のついた九段坂の傾斜面から眺めるのだ。(だからたとえば、この観賞場/観賞対象景、双方をまるごと見境なくひっくるめた図式を手中に収める、もうひとつ上の次元の視点場がありうるとしたら、それはきっと鳥肌がたつくらいに興味深いものになるのだろう。)

第四課題の敷地だった、和田倉門と皇居前広場周辺の、あのばかばかしいくらいにのっぺりとしていた広大な空地にくらべると、その北西にあたる、九段付近のこの「超立体的な」眺めの構図はとても対照的に思える。石垣(土手)の性格もまったく違っている。

あるいは、このかんじをもっと前からつかんでいれば、第四課題でいちばんはじめに考え、そして途中で断念した、「広大な空地のもっとも端部でその地表面をめくりあげる。」、というコンセプトに、もっと展開の深みを与えられたかもしれない。

(だとすればそれはどんなものでありえただろうか)、なんてことをお堀を横目にぼうっといろいろ考えつつ、事務所へ。そろそろだんだん勝手がわかってきて、仕事にも慣れてくる。

午後、隈事務所の知り合いの先輩からバイトのお誘いの電話を受ける。興味ある話だったが、今後しばらくは今の環境に集中したいこともあり、今回はやむなくお断りをする。

21時に終了。みぞれ気味の雪のなか、ライトアップされた田安門と九段会館を眺めながら九段坂を下り、家路につく。
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# by frdmoptn | 2008-02-06 23:22
0 5 6 7  バイト開始 
今日から某事務所でバイトを開始する。

お手伝いを担当するのは、所員さん3人のチーム。とある大学の、ひとつの新しい核となるキャンパスセンターの計画。これから実施にはいっていくプロジェクトなので、実際に設計にかかわりながら今後そのプロセスの全体を追っていけるのはとても勉強になりそう。ひとまずはプロジェクトが終了をみるまでお手伝い。
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# by frdmoptn | 2008-02-04 21:36
0 5 6 6  ハインツ・テーザー建築展 
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昨日は、会期ぎりぎりでハインツ・テーザー建築展にすべりこむ。

全体的にとても良質な建築展といった印象を受ける。白でもなく黒でもなく、なんとなくグレー、といったイメージ。それも能動的なグレーというか。ちょっと違うかもしれないが、形而下と形而上の領域をたえず行き来しているような。

でもそれはテーザー側の問題ではなく、単に僕の頭の中に投影されているものごとの問題にすぎないなのかもしれない。とりあえず初対面で解釈をしきれるような相手ではなかった。ひとつの建築展を眺めるのにこれほど脳みそ全体を動員させられたのは久しぶり。

ただ、この展覧会に際して寄せられた建築史家フリードリヒ・アハライトナーの以下の言葉は、そのそもそもの文脈から切り離して、ひとつのアフォリズムとして捉えてみてもとても有効で示唆的なものであるように思える。

- テーザーにとって、言葉を通じて建築的思考に近づけようとすることはビジュアルな行為であり、そして、デッサンというのは表現に向けての「言語的な」行為である。

先月19日に行われたテーザーの講演会は、ぜひとも行こうと思って申し込んでいたのだけれど、第四課題の提出がせまっていたこともあって惜しくも逃してしまっていた。展示をひととおり眺めて、やっぱり聴講しておくのだったと後悔。

修道院のインフラ整備とアプローチの新設をしたプロジェクトや、インスブルックの銀行のプロジェクトなどが特に印象に残った。
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# by frdmoptn | 2008-02-04 21:13
0 5 6 5  北欧のロマンティシズム 
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吉村行雄写真展、「ストックホルム市庁舎 ―北欧の光と影―」へ。

竹中東京本店、Gallery A4にて。鑑賞もそこそこに、18時から2階のホールへあがり、三宅理一氏によるシンポジウム、「北欧のロマンティシズム」を聴講。

北欧ナショナル・ロマンティシズムの周辺にかんして、エストベリのストックホルム市庁舎とサーリネンのヘルシンキ中央駅のふたつの歴史的コンペをコンパラティブにまな板にのせながらレクチャー。途中何度か眠気に襲われるも、ときおりスライドにさしこまれる、目のさめるくらいにドキッとするドローイングや写真の数々のおかげで何とか聴き通す。

終了後もう一度ギャラリーにおりて、改めて一通りの展示を見る。写真はすべてモノクロームで、どれも美しい光と影の図式に仕立て上げられている。気になったものをランダムにスケッチに留めて映像作品を鑑賞。みればみるほどに不思議な建物だ。触覚にみせかけて聴覚であるような。こういう「音」を、僕も設計したいものだ。
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# by frdmoptn | 2008-02-02 00:30
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